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2008年 10月 24日
では今回はインフルエンザの予防法をお話しいたします。
予防法としては、 ①帰宅時の手洗い、うがい : これは、のどや手についたインフルエンザ ウイルスを物理的に除去するために有効です。 ②流行前のワクチン接種 : ワクチンは、かかった場合の重症化を防止 することが報告されています。 ③適度な湿度の保持 : 空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が 低下しインフルエンザにかかりやすくなります。加湿器などを使って 十分な湿度(50~60%)を保つことも有効です。 ④十分な休養と栄養摂取 : からだの抵抗力を高めるために十分な 休養と栄養を心がけましょう。 ⑤人混みや繁華街への外出を控えること、外出時のマスク着用 : インフルエンザが流行してきたら、特にご高齢の方や持病のある方、 疲労気味、睡眠不足の方は人混みや繁華街への外出を控えること、 外出時にはマスク着用も効果があります。 以上は 日本医師会 :インフルエンザ総合対策にくわしく掲載されて いますので、そちらもご覧ください。 次回は 予防法としても重要なインフルエンザワクチンについて お話しいたします。 大きなうどんが恋しい季節となりました… #
by kondogeka
| 2008-10-24 21:50
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2008年 10月 10日
さわやかな秋晴れの日が続き、快適な季節となりました。同時に涼しく
なり季節のかわりめは体調にも十分注意が必要です。今回はこれからの 季節に気になる風邪そしてインフルエンザのお話をいたします。 一般的な風邪の症状はのどの痛みや鼻みず、くしゃみや咳が中心です。 治療はまず安静にして休養、睡眠を十分にとり、そして水分を補給し 脱水に気をつけることが基本です。抗生物質はウイルス性の風邪には 効果がなかったり、かえって耐性菌ができやすくもなるので、必ずしも 飲まなくていいかもしれません。しかし、細菌性の風邪の症状、例えば 7日以上続く咳や痰、粘調の痰や鼻みず、のどの腫れが強いなどの 場合は細菌性を疑って抗生物質を使用します。また入浴については全く 入っていけないわけではなく、体温が38度以下であれば鼻づまりの改善や リラックス効果など良いこともあります。ただし風呂場の室温を上げて おいたり、水分の補給に気をつけたり、湯温は41度まで、入浴時間は 10分ぐらいといった注意が必要です。食欲がない時や熱が上がりそうな 時はやはり入浴は控えた方が良いでしょう。 このように風邪は症状として熱も出ますが、高い熱がでることはあまり ありません。それに比べてインフルエンザは、もちろんのどの痛みや 鼻みず、くしゃみや咳も現れますが、特長的な症状として、38度以上の 発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛など全身的な症状も出現します。また 一年中かかるわけではなく、通常11月~4月に流行します。 風邪やインフルエンザはかかってしまってからの治療より、事前に 予防することが大切です。次回はインフルエンザの予防法などを お話しいたします。 受付カウンターにある多分、クロックス用の飾りでしょう?? #
by kondogeka
| 2008-10-10 20:34
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2008年 09月 30日
10月中旬より、インフルエンザ予防接種を開始いたします。
ご予約が必要となりますので、お電話(℡ 053-441-3423) あるいは当院受付窓口にて、お問い合わせください。 #
by kondogeka
| 2008-09-30 14:13
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2008年 09月 26日
今回はピロリ菌の治療についてお話しいたします。
ピロリ菌の除菌治療は、胃酸をおさえる薬1種類と抗菌薬2種類の合計 3種類を朝、晩2回 7日間飲んでいただく治療です。薬の量が若干多く、 注意として軟便、下痢になったり、味覚の異常を感じたり、元々胸やけの ような胃酸の逆流のある方はその症状を強くさせてしまうような可能性が あります。 ただこの治療は7日間飲んではじめて効果がでる治療ですので、多少の 下痢であればそのまま飲んでいただきます。ただし便に血液が混ざるよう ですと大腸炎をおこしている可能性がありますのでその場合は中止とします。 この治療の成功率は現在約80%です。治療に使う薬に耐性を持つ菌を もっていたり、たくさんの薬を上手に飲めなかったりすると、うまく除菌 できない場合があります。耐性菌の場合はさらに違う薬で治療することが あります。 このような除菌治療は、胃や十二指腸に潰瘍があり ピロリ菌が確認されると 再発を防ぐといった目的で標準的に行っています。除菌治療が成功したか どうかは、治療が終了して1か月以上経過した頃に、吐く息を小さな袋に ためる方法で確認しています。(詳細は前回のピロリ菌2をご覧下さい) ここまでピロリ菌のお話をしてきました。もしピロリ菌がいたとしても それぞれの方にあった治療法があり、様子をみてもいい場合もありますので、 現在は全ての方に必ず除菌治療の必要性があるとは限りません。 それぞれの方に一番あった方法をご提案いたします。 これはお昼休みの受け付けカウンターの風景です… #
by kondogeka
| 2008-09-26 20:48
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2008年 09月 12日
では今回はピロリ菌の検査についてお話しいたします。
検査もいくつかの方法があります。 まず胃カメラを行いながらの検査は、胃の粘膜を少量採取して、顕微鏡で ピロリ菌がいるかどうか見る方法、また試薬で判定する方法などがあります。 顕微鏡の検査は約5日後に結果がわかり、試薬の検査は2時間後に判定をします。 次に胃カメラを行わないで行う検査は、吐く息を小さな袋にためる方法 (尿素呼気試験といいます)、血液検査、糞便検査などがあります。 吐く息の検査はおおよそ30分時間がかかります。 それぞれに長所短所がありますので、場合に応じて使い分けていますが、 ピロリ菌の有無がわかっても実際の胃の中の状態がわからないと次の治療に 進めませんので、初めての方は胃カメラを行いながらの検査方法をお勧め しています。その後の、例えば治療の判定を行うような場合は尿素呼気試験を お勧めしています。 次回はピロリ菌の治療についてお話しいたします。 これは受付に飾られている、子供たち作のくじら!です!! #
by kondogeka
| 2008-09-12 20:16
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