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2008年 11月 07日
では今回はインフルエンザワクチンについてお話しいたします。
インフルエンザワクチンの効果として、日本では65 歳以上の健康な方の 約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果や、1 歳から 6 歳の幼児では約20~30%の発病を阻止する効果があったという報告が あります。このようにワクチン接種はインフルエンザによる重病や死亡を 予防することが期待されています。 次のようなインフルエンザで重病になりやすい方は、定期の予防接種の 対象となっています。 ・ 65 歳以上の方 ・ 60~64 歳で、心臓、じん臓や肺の機能の障害によって、身の周りの 生活が極度に制限される方 などです。 予防接種の時期としては、インフルエンザは1 月から3 月上旬に主に 流行し、ワクチン接種による効果がでるまで2 週間程度かかることから、 毎年12 月中旬までに受けることがよいでしょう。 予防接種を受けることができない方は次の方たちです。 (1) 接種当日、37.5℃以上発熱している (2) 重症な急病にかかっている (3) 予防接種の成分でアレルギー(アナフィラキシーショック)を起こした ことが明らかである (4) インフルエンザの予防接種で、接種後2 日以内に発熱のみられた方 およびじんましん等のアレルギーを疑う病状になったことがある (5) 過去に免疫不全の診断がされている などです。 インフルエンザワクチン接種によって引き起こされる症状は、接種した 部位が赤くなったり腫れたりすることが10~20%に起こりますが、 2~3 日で消失します。全身的には、発熱、頭痛、悪寒、倦怠感などが 5~10%にみられますが、やはり2~3 日で消失します。またまれに アレルギー反応としてじんましんや、かゆみなどがでることもあります。 そしてインフルエンザワクチンは不活化ワクチンという病原性のないもの ですので、その接種によってインフルエンザを発症することはありません。 以上も 日本医師会:インフルエンザ総合対策にくわしく掲載されています ので、そちらもご覧ください。 次回は インフルエンザにかかってしまったら… についてお話しいたします。 ![]() 秋空に映える近藤外科のお花シリーズ… #
by kondogeka
| 2008-11-07 21:52
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2008年 10月 24日
では今回はインフルエンザの予防法をお話しいたします。
予防法としては、 ①帰宅時の手洗い、うがい : これは、のどや手についたインフルエンザ ウイルスを物理的に除去するために有効です。 ②流行前のワクチン接種 : ワクチンは、かかった場合の重症化を防止 することが報告されています。 ③適度な湿度の保持 : 空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が 低下しインフルエンザにかかりやすくなります。加湿器などを使って 十分な湿度(50~60%)を保つことも有効です。 ④十分な休養と栄養摂取 : からだの抵抗力を高めるために十分な 休養と栄養を心がけましょう。 ⑤人混みや繁華街への外出を控えること、外出時のマスク着用 : インフルエンザが流行してきたら、特にご高齢の方や持病のある方、 疲労気味、睡眠不足の方は人混みや繁華街への外出を控えること、 外出時にはマスク着用も効果があります。 以上は 日本医師会 :インフルエンザ総合対策にくわしく掲載されて いますので、そちらもご覧ください。 次回は 予防法としても重要なインフルエンザワクチンについて お話しいたします。 ![]() 大きなうどんが恋しい季節となりました… #
by kondogeka
| 2008-10-24 21:50
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2008年 10月 10日
さわやかな秋晴れの日が続き、快適な季節となりました。同時に涼しく
なり季節のかわりめは体調にも十分注意が必要です。今回はこれからの 季節に気になる風邪そしてインフルエンザのお話をいたします。 一般的な風邪の症状はのどの痛みや鼻みず、くしゃみや咳が中心です。 治療はまず安静にして休養、睡眠を十分にとり、そして水分を補給し 脱水に気をつけることが基本です。抗生物質はウイルス性の風邪には 効果がなかったり、かえって耐性菌ができやすくもなるので、必ずしも 飲まなくていいかもしれません。しかし、細菌性の風邪の症状、例えば 7日以上続く咳や痰、粘調の痰や鼻みず、のどの腫れが強いなどの 場合は細菌性を疑って抗生物質を使用します。また入浴については全く 入っていけないわけではなく、体温が38度以下であれば鼻づまりの改善や リラックス効果など良いこともあります。ただし風呂場の室温を上げて おいたり、水分の補給に気をつけたり、湯温は41度まで、入浴時間は 10分ぐらいといった注意が必要です。食欲がない時や熱が上がりそうな 時はやはり入浴は控えた方が良いでしょう。 このように風邪は症状として熱も出ますが、高い熱がでることはあまり ありません。それに比べてインフルエンザは、もちろんのどの痛みや 鼻みず、くしゃみや咳も現れますが、特長的な症状として、38度以上の 発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛など全身的な症状も出現します。また 一年中かかるわけではなく、通常11月~4月に流行します。 風邪やインフルエンザはかかってしまってからの治療より、事前に 予防することが大切です。次回はインフルエンザの予防法などを お話しいたします。 ![]() 受付カウンターにある多分、クロックス用の飾りでしょう?? #
by kondogeka
| 2008-10-10 20:34
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2008年 09月 30日
10月中旬より、インフルエンザ予防接種を開始いたします。
ご予約が必要となりますので、お電話(℡ 053-441-3423) あるいは当院受付窓口にて、お問い合わせください。 #
by kondogeka
| 2008-09-30 14:13
| お知らせ
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2008年 09月 26日
今回はピロリ菌の治療についてお話しいたします。
ピロリ菌の除菌治療は、胃酸をおさえる薬1種類と抗菌薬2種類の合計 3種類を朝、晩2回 7日間飲んでいただく治療です。薬の量が若干多く、 注意として軟便、下痢になったり、味覚の異常を感じたり、元々胸やけの ような胃酸の逆流のある方はその症状を強くさせてしまうような可能性が あります。 ただこの治療は7日間飲んではじめて効果がでる治療ですので、多少の 下痢であればそのまま飲んでいただきます。ただし便に血液が混ざるよう ですと大腸炎をおこしている可能性がありますのでその場合は中止とします。 この治療の成功率は現在約80%です。治療に使う薬に耐性を持つ菌を もっていたり、たくさんの薬を上手に飲めなかったりすると、うまく除菌 できない場合があります。耐性菌の場合はさらに違う薬で治療することが あります。 このような除菌治療は、胃や十二指腸に潰瘍があり ピロリ菌が確認されると 再発を防ぐといった目的で標準的に行っています。除菌治療が成功したか どうかは、治療が終了して1か月以上経過した頃に、吐く息を小さな袋に ためる方法で確認しています。(詳細は前回のピロリ菌2をご覧下さい) ここまでピロリ菌のお話をしてきました。もしピロリ菌がいたとしても それぞれの方にあった治療法があり、様子をみてもいい場合もありますので、 現在は全ての方に必ず除菌治療の必要性があるとは限りません。 それぞれの方に一番あった方法をご提案いたします。 ![]() これはお昼休みの受け付けカウンターの風景です… #
by kondogeka
| 2008-09-26 20:48
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