インフルエンザ 2011 その4

６　今年度のインフルエンザワクチンについて　　
　今年度　新型インフルエンザワクチン接種事業をすすめることは、再流行に備え
かかった時の重症化を防ぐために大切です。
平成21年に比べ、新型インフルエンザの発生は全国的に少なくなっています。しかし
過去のパンデミックの経験からは、一度流行がおさまっても再流行する可能性があり、
決して安心はできません。特に、基礎疾患のある方や妊婦さんは重症になる（肺炎や
脳症などの合併症）可能性が高いため、ワクチンによる予防がとても大切です。
ただし　ワクチンを接種してから免疫がつくまでに約2週間かかるため、早めの
接種が必要です。

7　今シーズンの流行について
　今年の流行状況について、抜粋いたします。

　[平成23年1月14日の報道]
　〜インフル患者報告が倍増―12週連続で増加〜
　全国のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数が、1月3-9日の週は5.06　　　　　　　で、前週の2.30から倍増したことが14日、国立感染症研究所感染症情報センターの
まとめで分かった。患者報告数の増加は12週連続。
都道府県別では、最多の沖縄が25.90で突出しており、以下は福岡(11.53)、佐賀
(11.41)、長崎(9.29)、宮城(9.15)、鹿児島(7.41)などの順。
警報レベルを超えた保健所地域は前週から2か所増の4か所、注意報レベルのみを
超えた保健所地域は24か所増の35か所だった。
また、昨年11月29日-今年1月2日の5週間に検出が報告されたインフルエンザ
ウイルスは新型が最も多く、55.6%を占めた。このほか、A香港型が40.4%、
B型が4.0%だった。

　本格的な流行シーズンにはいっています。手洗いなどの予防をしっかり
いたしましょう。



　今　注目の名古屋です。住んでみたい街ですね！
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